買戻条項とは、売買契約を締結する際に一定の場合に対象物を売り手が買い手から買い戻す特約のこと。
M&Aにおいては上場を目指していたものの、それが絶望的となったベンチャー企業がベンチャーキャピタル等の投資家から株式を買い戻す義務のことを指す。ベンチャー企業が投資を受ける際に締結する投資契約の中に規定されることが多い。
ただし上場を断念した企業は買い戻し義務を履行する能力が不足しているケースが多々あり、実質が伴っていないと言われている。