フリュー株式会社

SCROLL

経理部門をRPAを活用した業務改善チームへ

案件概要

課題

・Excel間の転記作業や基幹システムへの入力など単純作業が多い状態
・RPA導入を推進するノウハウ及びリソースの不足
・業務改善手法を教育する時間の不足

実施サービス

・請求書発行業務や管理会計システムからの管理帳票作成業務など業務改善・RPA化
・RPA化実施を通じたRPA化手法の教育
・野良ロボ(属人化したロボット)を防ぐための管理資料の提供と作成方法の教育

導入効果

・既存業務ありきではなく、業務自体の改善も含めたRPA化手法の習得
・スタッフへの可視化・業務改善・標準化に対する意識付け
・RPAを導入・運用・管理できるチームの構築

お話を伺った方

・藤村 卓様
  財務経理部 部長 公認会計士

ご担当者の声

依頼背景

RPAの適用範囲の広さや効果の大きさを知り導入を決定

会社全体で、働き方改革・業務の効率化が求められている中で、財務経理部から業務改革を推進したいと考えていました。財務経理部内の業務においては、Excel間の転記作業や基幹システムへの入力など単純作業が多く、業務改善・効率化の必要性を痛感しておりました。

業務改善の様々な方法を検討している中で参加した、グローウィン・パートナーズ(以下GWP)が日立システムズと共同で開催していたセミナー(*)で、RPAの適用範囲の広さ・効果・導入のしやすさを知りました。

RPAを導入することで、単純作業を大幅に削減できることはもちろん、分析などの高付加価値業務に移行することが可能だと考えました。さらに、スタッフ自身が、RPAという先端テクノロジーを活用し業務改善するスキルを身に着ける事でキャリアアップできるのではと考え「教育目的」も含め、導入を検討し始めました。

*「RPAで経理部門の働き方改革セミナー~未来の会計はどう変わる?経理業務の自動化とは~」参照

業務改善力と会計知識を活かしたRPA導入を得意とするGWPに依頼

RPAは、ノンプログラミングで業務部門でも利用できるツールと聞いていましたが、実際にシナリオ作成をしているデモを見ると、「RPAを使いこなすためのコツ」「業務改善 視点」「経理業務を理解した上でのシステム化視点」など、RPA化には一定のスキルを習得する必要性があり、経験のない社内リソースだけでの導入は難しいと感じていました。そこで、RPA化を進めるとともに、スキル習得を支援してもらえるパートナーが必要だと考えておりました。

その点で、GWPは経理業務のプロフェッショナルであり、業務改善・会計知識を活かしたRPA導入支援を得意としており、RPA化に合わせたスキルトランスファーをしてくれるサービスをご提案頂いたため、当社のニーズにマッチしました。

支援結果

経理実務を分かっているからこそのRPA導入支援

サービス内のセッション内容・コンテンツはすべて経理業務向けに構成されており、実務目線でRPAノウハウを習得することができました。各セッションではワークとディスカッションの時間が用意されており、業務をRPAに適用していく上で大変役にたちました。 

経理の業務特性を考慮した上でのシナリオ開発、管理ファイル作成などはGWPだからこそできるサービスだと感じています。またRPA作成前の業務可視化・業務改善のディスカッションでも、進め方・ヒアリング方法・改善のアイディアなどは社内の他の業務にも活かせており、とても価値のあるものでした。
正直、RPAツールに同梱されているマニュアルは基礎的なものでしたので、GWPのサービスがなければ、完全なスキル習得はもちろん、経理業務への導入は相当難しかったと思います。

RPA導入後、スタッフが「業務改善」「業務設計」をより一層、意識するようになった

「RPAがこの業務に適用できるか」「そもそもこの業務はどんな目的か、やる必要があるのか」などRPAに留まらず、業務改善、業務設計の意識が根付いてきたように感じております。今後もRPAを活用して、業務効率化のみならず、意識改革の一部としてRPAを活用してスタッフの教育を進めていきたいと考えています。

上流から実務まで相談できるパートナー

GWPは、経理業務を理解されていることに加え、業務システムの視点も持っているため、実務レベルで最適な改善策・実行方法を提供してくださり、とても頼りになりました。

セッションの間でExcel改善の問い合わせ電話をした際も、その場でのスピーディーな提案と、さらには実際に改善したExcelフォーマットまで送ってくださったので、大変助かりました。

絵に描いた餅ではなく、その施策がどのようにすれば実現できるのかを、上流の業務設計から、実務レベルのExcel改善まで相談できる、頼れるパートナーでした。

今後の財務経理部の展望

プロジェクトを通して、やっとスタートラインに立てたかなと考えています。
今後は、実際に、財務経理部全体の単純業務をRPA及びその他のツールも駆使することで、効率化をしていくことを第一に進めていこうと考えています。それによって、創出したリソースで、高度な分析業務などへ注力できる環境づくりを進め、会社の意思決定に寄与できるような組織にしていきたいと思っています。

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