ALUMNI 03 目指すCFOの姿を追って 木村 幸夫

ユニオンテック株式会社
CFO

木村 幸夫 さん

2000年、監査法人トーマツに入社し、公認会計士として監査業務に従事。
2006年、グローウィン・パートナーズ(GWP)に入社。数十件のM&A案件で、財務デューデリジェンス、株価算定業務に従事したほか、IPO支援/業務改善コンサルティングにも多数関与。
2010年、アニコム ホールディングスに入社。財務部長、経営企画部長、CVC社長などを歴任。
2016年、フィンテック系ベンチャー企業のCFOとして参画。同社の急成長を中心的に支え、最終的に上場企業グループへの売却折衝を主導し、PMIを実現。
2019年、ユニオンテックに入社。非連続な成長戦略の実行に向けた経営執行の強化を図るべくCFOとして参画。

GWPの創業年である2005年にジョインしコンサルティングサービスの屋台骨を作った木村さん。
GWP卒業後は、金融やITなど多種多様な事業会社の成長を実現するCFO、経営参謀として活躍されています。

目指すCFOの姿を追って

最初のキャリアは、会計士の資格を取得後、監査法人に入社しました。ですが、監査をやりたかったわけではなく、元々、経営やビジネスに対する興味があり、ゆくゆくは経営サイドにつきたいという考えを持っていましたので、一つの武器として会計士の資格と監査法人でのキャリアを捉えていました。

そんな中、新人時代に、代表の佐野さんがCFOを務めている事業会社の監査を担当しました。その際に、佐野さんから、CFOってこんなことをしているんだよ、こんな苦労もあるんだよと、忙しいにもかかわらずリアルなCFOの姿を教えて頂き、私が目指すキャリアをまさに実現している人だと感じていました。その後、佐野さんがGWPを設立したと聞き、創業間もないGWPにジョインしました。

経営としての「会計」と、信頼につながる「実務」

GWPでは、ファイナンスやM&A、管理業務、営業など、会計にとどまらず経営に関わるスキルを少しづつ培うことができました。

特に、某飲食チェーンのM&A案件は今でも覚えています。投資ファンドがクライアントの案件だったのですが、対象企業、対象事業をどのようにスケールさせるのか、場合によっては閉鎖しなくてはならないのか?という視点で、KPIなど経営的な指標から経営を考えることを学ぶことができました。細かい勘定科目まで理解する必要はないと思っていますが、経営やファイナンスをする上で、重要なポイントがあります。家賃や広告費、人件費はどうなっているか、エンジニアの採用が必要になった時にどれだけ採用費がかかるかなど会社経営上のキーファクターを捉えられるようになりました。

他には、Excelのスキルを身に付けたことも大きかったですね。これはただのスキルということではなく、実務をわかっているというのは、CFOとして組織を作る中で、メンバーからの信頼につながるということがあるからです。実務が分からないと、メンバーへ正しい指示は出せないですし、当然、メンバーから信頼もされないと思います。

事業にコミットする参謀として

GWP卒業後は、上場企業の役員やベンチャー企業のCFOなど参謀として、3社で仕事をしてきました。経営、事業に携わりたいという思いがある中でCFOをやってきたことが自分のキャリアを作っていて、どれだけこの事業を、社長を世の中に知って欲しいかを起点に会社を選んできています。

社長の役割は、意思決定をすることと責任をとることが仕事だと思っています。ですが、全てにおいて社長が120点を取れるわけではないです。やはり信頼できる経営陣、メンバーと一緒に答えを出す。スタートアップやベンチャーでは特にそうですが、COOだから財務に口を出さない、CFOだから広報に口を出さないはありえないと思っています。色々な社長がいますが、経営メンバーに求められていることは会社ごとそれぞれです。CFOという肩書に拘らず、この事業、この会社にとってどんな役割が必要かという視点がとても大切だと感じています。前職のベンチャー企業でも少人数の時期からジョインして社長に事業に関する進言をしてきました。事業にどこまで絡んでいくかが重要なのだと思います。

GWPは自分の土台になっている場所

今使っているスキルも考え方もGWPで学んだことが多いですね。自分の土台になっていると思います。フレームワークや知識を学んだこと以上に、相手が何を求めているかを考えることがいかに大切かを教えてもらいました。対クライアントはもちろん、対スタッフに対しても、求められることが何かを常に考えています。経営者としてあるべき姿やチームとしての運営方法を学びましたね。

外につながる、活かせる仕事がGWPにはある

 こういう会社にチャレンジする人って、会社に一生おんぶに抱っこになりたいタイプではないと思うんです。GWPには、お客さんが何を求めているのか、自分が逆の立場なら何をして欲しいのかなど俯瞰的に物事を考えるだけの仕事は用意されているかと思います。 GWPで色々な仕事を経験していけば、その先のキャリアが拓ける、外で評価されるスキルが必ず身に付くはずです。せっかくの成長環境を生かすも殺すも本人次第かと思いますので、ぜひ活かしていって欲しいですね。

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