TEAM 02

担当した濱松、安藤、菅原、小澤

上場企業における
経理業務基盤構築プロジェクト

TEAM MEMBER

  • 菅原 靖子
    Strategy&Operations事業部
    マネージャー
    菅原 靖子すがはら やすこ

    大手ベンダーでITコンサルタントとして勤務していた連結会計システム導入のスペシャリスト。よりお客様業務目線のコンサルティングに携わりたいと考え、グローウィン・パートナーズ(GWP)に入社。

  • 小澤 諭
    Strategy&Operations事業部
    シニアコンサルタント
    小澤 諭おざわ さとし

    公認会計士として、監査法人に勤務、その後上場企業で経理を担当。クライアントとしてGWPのサービスを受けた際に、佐野や石原、舟山などと仕事を共にし、人柄や距離の近さなど、いい意味でコンサル会社のイメージが覆され、GWPに興味を持ち入社。

  • 安藤 恭子
    Strategy&Operations事業部
    シニアコンサルタント
    安藤 恭子あんどう きょうこ

    学生時代から簿記を学び、就職後も日系・外資系、業界・業種問わず様々な企業で経理・財務業務を経験。GWPに転職後は、これまでの一貫した経理経験を活かし、クライアントに根差したサービスを提供している。

  • 濱松 雄太郎
    Strategy&Operations事業部
    コンサルタント
    濱松 雄太郎はままつ ゆうたろう

    2018年に新卒入社。上場企業のアウトソーシングから、経費精算システムのインプリメンテーション、経営管理業務の改革プロジェクトに従事。

TEAM SUMMARY

上場企業(東証一部 年商約1500憶円 インフラ産業)の「経理業務工数削減及び体制構築」がミッション。子会社が複数あり、親会社でシェアードサービスを展開しているが、日々の業務の負荷が高く、効率的な業務実行体制の構築が進んでいなかった。そこでGWPが経理部門の業務分析を行い、改善案を提案・実行・モニタリングするPDCAサイクルを回すことで、経理業務の工数削減を実現し、効率的な業務体制の構築の支援を実施している。

プロジェクトにおいて、それぞれどんな役割を担っているのでしょうか?

菅原:
私はマネージャーとして全体の方向性を、先方の意思決定者と合意し、合意内容に基づいて、プロジェクト全体の進捗管理を行っています。また、連結会計システム導入の経験を活かして、新たなシステム導入のご提案などもしています。
小澤:
私は監査的な視点を活かし、連結開示資料のチェックや開示資料作成におけるオペレーション構築をしています。会計士としてエビデンスに基づき、ミスが出にくい仕組みづくりをしています。
安藤:
私は業務改善とアウトソーシングを担当しており、現場責任者としてクライアント側の現場責任者とリレーションをとっています。これまでの実務経験を活かし、アウトソーシングの業務切り分けなどの組み立てやオペレーション構築を担当しています。
濱松:
私は作業リーダーとして、単体決算・連結決算、開示資料の作成やプロジェクトの進捗管理を担当しています。安藤が決定した方針に従って、作業を遂行しています。

また、別のプロジェクトで担当した経費精算システム導入の経験を活かして、お客様の経費精算業務へアドバイスを行ったり、連結会計システムへの知見を活かして、システム周りのお困りごとに積極的に対応しています。
ホワイトボードを囲んで打ち合わせする菅原、小澤、安藤、濱松

具体的には、どのように改善を進めていくのですか?

安藤:
まずは現状把握です。会議室でヒアリングを行う場合やクライアントの現場担当者の隣で一緒に業務を行い、質問しながら、どういう流れで業務を進めているのかを細かく正確に把握します。現場で使用しているExcelファイルまで見に行き、会社ごとの状況を調査して一覧化しています。
小澤:
集めた情報を元に、業務改善後の姿を定め、達成するための方針を決定します。現状の調査・分析を通じて、問題点を洗い出し、グループ全体の標準化に向けた業務改善案を作成・提案し、実際の業務やアウトソーシングの中で運用に乗せています。
菅原:
当社は業務フローを作成するだけでなく、ご提案した改善案をお客様と一緒に実行します。単体・連結・開示・税務の幅広い分野で、改善案を提示するだけでなく、運用まで乗せるためにお客様の立場に立って実行する、これは当社ならではの強みだと思います。
濱松:
アウトソーシングと同時に業務改善を行っていくため、細かな改善はその都度現場の方に報告の上、実行・反映し、プロセスの構築等の大きな改善はクライアント責任者と合意をとりながら、実行していきます。しっかりお客様の業務を理解しながら、大小の改善を着実に進めていくため、必ず業務工数削減の結果を出すことができます。
真剣に打ち合わせする安藤、濱松

他社のコンサル会社等と比較してGWPの魅力は何ですか?

菅原:
改善策を講じるだけではなく、その後の実務や運用までワンストップで引き受けられる会社は多くありません。業務改善だけ、アウトソーシングだけ、という専門特化型が多い中で、すべてセットで対応できる点も珍しいと思います。また、経理や人事の実務経験者、公認会計士、ITコンサルタントなど、それぞれに専門家がいることで、ご提案する改善案が絵に描いた餅ではなく、上場企業に耐えうる制度会計に対応しつつも、実務に定着しやすい改善案を提供できることが当社ならではの強みかと思います。
安藤:
自分もそうだったのでよくわかるのですが、経理部は各部署との連携を取らなければならないため、業務を改善するとなっても、自分一人の力で変更するには限界があります。だからこそコンサル会社として外部から入り、客観的な意見を伝えたうえで、自らが現場に出向き、経理の方の隣に座って「一緒に頑張りましょう」と推進することに意味があります。
小澤:
コンサルと言うと「絵を描くところまでが仕事」という印象がありましたが、GWPはその絵を実務に落とし込み、軌道に乗るまで責任を持って行います。もちろんその分大変ではありますが、そうやってお客様の業務に入り込み、お客様と同じ気持ちで課題に取り組んでいくところがGWPらしさではないかなと思います。
リラックスして談笑する小澤、安藤、菅原、濱松

これまで担当したプロジェクトを通じて学んだことや成長はありますか?

菅原:
一番大きかったのは、コミュニケーションの重要性です。システムベンダー時代は、お客様からのご相談に対して、少しでも「早く」「正確な」答えを返すことを意識していました。ですが、このプロジェクトは、ある意味で「正解のない」仕事です。じっくりコミュニケーションしていくことで初めて見えてくる部分がたくさんある。意思決定するための要素を提供することが重要である、それを学べたのが大きかったですね。
安藤:
ソリューションを提供する際、お客様目線で考えなければいけませんが、様々な事業会社での経理経験があるからこそ、実務上のやりにくさ、苦労する点やこうだったら良いのにという気持ちがわかります。コンサルティングするうえで、自分の経験が価値あるものだと気づき、現場感覚を改善提案に繋げ、プロジェクトに活かし、貢献することができるという点に気づく事ができたことは非常に大きかったです。
小澤:
私がとにかく実感したのは「ソリューション」を提供する難しさと面白さです。監査法人や経理担当としては、会計基準や監査基準という枠組みの中で物事を考えるという仕事でしたが、今の仕事は決まった答えがない中で、お客様の状況や運用を考慮し、これまでの経験を活かして仮説ベースでの検討を繰り返します。お客様の目線に立って自分の頭で考え、お客様が納得のいく改善案を提案するのは非常に難しいですが、とてもやりがいがあり、学びも多くあります。

今後GWPの提供するサービスの幅が広がっていくと思うので、それに合わせてさらに新しい知識を身につけていく必要があると考えています。
濱松:
新卒で入社したため社会人の基礎知識から、経理知識などを現場で学ぶことができました。少しずつ繋がりのあるプロジェクトを担当し、経験を活かしながら新しく知識を広げていけたため、着実に成長することができました。また新卒二年目の時からメンバーの業務管理やチェックの担当をしていますが、これは他社では経験できなかったことではないかと思っています。

職場としてのGWPをどのように感じていますか?

菅原:
「勉強したかったこと」が存分に学べる場所です。クライアントの意思決定ラインや予算の流れ、各部署の具体的な業務フローなど、前職時代に知りたいと思っていても知ることができなかった部分を体系的に学ぶことができます。ビジネスの「一部分」ではなく「全体」の知識がついてくる。また、社歴に関係なく、能力を適正に判断してくれて、マネージャーなどやりがいあるポジションを任せてもらえる点も魅力です。
安藤:
GWPには公認会計士やIT系コンサルティング会社出身者、人事出身者など様々な経歴を持ったメンバーが集っていて、スタッフと日々接することで新しいジャンルの知識がどんどん身につくのは嬉しいですね。GWPは各々が得意な専門領域の知見を活かして働いていており、そういった職場環境だからこそお客様へクオリティの高い価値を提供できるのだと思います。
濱松:
業務改善には「システム変更」を伴うこともありますが、そういった企業経営の根幹に関わるイベントを何度も経験できる環境って、貴重だと思っています。タイミングや立場によっては、1度も経験しない人もいると思います。そういう重要な仕事に日常的に関われるのはやはり魅力的ですね。それから、個人的にすごくよかったなと思うのは、お客様と直接コミュニケーションをとることで、感謝の言葉を聞ける機会や、「ちょっと相談したいんだけど」と頼りにしてもらえる場面があるのが、とても嬉しいですね。
小澤:
GWPは純粋な成果だけではなく、成長やチャレンジもきちんと評価してもらえる会社だと思います。きちんと評価制度が整っており、定期的に見直しも行われているため、その点は安心ですね。
談笑する菅原、小澤

では最後に、GWPにぴったりな人はどんな方か教えてください。

菅原:
実現可能性を説明できれば、どんなことにでも挑戦できるのがGWPです。いろいろなジャンルのスペシャリストとチームアップして、様々な業種・業界のクライアントへの支援が可能です。また、経営管理層との距離が近いため、マネジメントとしての視点も身に着けることができます。幅広い業務とメンバーを通じてさらにレベルアップしたい方、前向きに新しいことに挑戦したい方には最適な会社だと思います。
笑顔の菅原、小澤、安藤、濱松