M&A GLOSSARY
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パックマン・ディフェンス
パックマン・ディフェンスとは、敵対的な買収から自社を守る防衛策のひとつ。
買収を仕掛けられた企業が、逆に買収を仕掛けた側の企業に対して買収を仕掛けることで買収を防ぐというもの。
日本においては株式の3分の1を取得すると、買収を仕掛けている企業の決定権が失われることを利用した買収防衛策である。
買収される側の企業に財務的な余裕がある場合にとられることが多い防衛策だが、必要な資金を借入や資産売却で調達した場合は逆にリスクが高くなってしまう。
不要な買収に株主の賛同を得られないこともある上、買収する側が非上場企業や個人の場合は利用できないという欠点がある。
1980年ごろにアメリカで盛んに行われた手法で、当時アメリカで大ヒットしていたナムコ(現・バンダイナムコホールディングス)のTVゲーム「パックマン」から命名された。これは作中で敵キャラクターに追われるパックマンが、とあるアイテムを取得することで敵キャラを飲み込んでしまうことに由来している。
- リテイナーフィー
- ファイナンシャル・アドバイザー(FA)
- パックマン・ディフェンス
- バイヤーズバリュー
- ノンネームシート(ティーザー)
- ノックアウト・ファクター
- デュー・ディリジェンス(DD・買収監査)
- ディフィニティブ・アグリーメント(DA)
- チャイニーズ・ウォール
- ファイナンシャルバイヤー
- フェアネスオピニオン
- プライベート・エクイティ・ファンド(PEファンド)
- リストラクチャリング
- ライツプラン
- マンデート
- マネジメント・バイ・イン(MBI)
- マネジメント・バイ・アウト(MBO)
- ホワイト・ナイト
- ポイズン・ピル
- プロセスレター
- 委任状争奪戦(プロキシーファイト)
- チェンジオブコントロール条項
- スピンアウト
- スピンオフ
- オークション方式(入札方式・競売方式)
- エスクロー
- エグゼキューション
- エグジット
- インフォメーション・メモランダム(IM)
- イン・イン
- イン・アウト
- アドバイザリー契約
- アセット・パーチェス
- アーン・アウト・ディール
- カーブアウト
- ストラテジックバイヤー
- ストック・オプション(株式報酬)
- スクイーズアウト
- ストラクチャー
- スキーム
- シナジー効果
- シェル・カンパニー
- コベナンツ
- ゴールデン・パラシュート
- クロスボーダー
- クロージング
- キャッシュアウト・マージャー
- PMI
- 秘密保持契約書(CA・NDA)
- 買戻条項
- 買収防衛策
- 独占交渉権
- 特別目的会社(SPC・SPV・SPE)
- 匿名組合(TK)
- 投資事業有限責任組合(LLP)
- 表明保証(レップ・アンド・ワランティ)
- 瑕疵(かし) 担保責任
- 有利発行
- 優先交渉権
- 補償条項
- 投資銀行(IB)
- 敵対的買収
- 株式公開買付け(TOB)
- 黄金株
- 営業譲受・営業譲渡
- 意向表明書(LOI)
- 意見表明報告書
- ロングリスト
- ローントゥバリュー(LTV)
- レバレッジド・バイアウト(LBO)
- 株式売買契約書(SPA)
- 株式非公開化(ゴーイングプライベート)
- タグアロング
- ドラッグアロング
- 先買権
- 成功報酬
- 水平型M&A
- 垂直型M&A
- 証券取引等監視委員会(SEC)
- 事業譲渡
- 基本合意書(MOU)
- 株主間協定(SHA)
- レーマン方式